ロッキングチェアー体験談6・父に贈ったロッキングチェアー


ずっと贈りたかったのです。

父は定年をしました。

今までは必死で働いていたのです。風邪をひ
いても、どれだけ頭痛がしてもちゃんと会社へ
行っていました。無欠勤だったのです。

その父がやっとゆっくりできるのです。

仕事の事を考えずに、自宅でゆっくりできる
日がやってきました。

そんな父に、私はロッキングチェアーを贈り
たかったのです。

以前アメリカ映画を観ていた父が、ロッキン
グチェアーに揺られている主人公を見て羨
ましそうでした。

「父さんもあんな椅子に揺られてみたいな」
そう言っていたのです。

そのことを私は忘れていません。

早速父に贈りました。自宅へ贈ったのです。
すると仕事中に父からメールが届きました。

そこには笑顔でロッキングチェアーに座って
いる父が写っていたのです。

久しぶりに見た父の最高の笑顔だったのです。

私もとても幸せになれました。